
清須市の支援制度、ざっくり言うと
耐震改修の補助に「障害のある方がいる世帯は145万円」という加算があります。通常は115万円ですが、身体障害者手帳1級・2級、または療育手帳の判定区分Aの方がいる世帯は30万円上乗せされます。今回調べた尾張3市で、この加算があるのは清須市だけでした。
修学旅行の費用を、就学援助とは別枠で全児童生徒に補助しています。小学校9,000円・中学校16,000円が上限で、キャンセル料も対象。市立以外に通うお子さんも対象です。
給食費は令和8年度、小学校も中学校も無償です。ただし中学校は「令和8年度限り」と市が明記しています。恒久的な制度ではありません。
65歳以上の非課税世帯には、エアコンの購入費を上限62,000円まで補助します。これも尾張3市で清須市だけの制度です。
一方で補聴器の助成、止水板の補助、帯状疱疹の任意接種助成は確認できませんでした。隣の稲沢市・一宮市にはあるものなので、「近いから同じ」と思って探すと空振りします。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の清須市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、清須市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、清須市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🏚 民間木造住宅耐震改修費補助制度【★障害者のいる世帯は145万円】
通常の上限:1戸あたり115万円★加算がある世帯:1戸あたり145万円。身体障害者手帳1級または2級の方がいる世帯、愛知県療育手帳の判定区分Aの方がいる世帯が対象です対象の工事:総合判定1.0未満を1.0以上にする工事。総合判定を0.3以上引き上げる工事に限られます。建替えは対象外です対象になる費用:設計費・附帯工事費・補強計画の費用も含まれます★注意:愛知県の利子補給制度とは併用できません(融資を使うこと自体は可能です)★ここが清須市らしい:障害のある方がいる世帯への加算は、今回調べた尾張3市で清須市だけでした窓口:建設部 都市計画課 計画建築係(052-400-2911)
🏗 民間木造住宅除却費補助金【上限20万円】
補助額:1戸あたり20万円が上限対象:現在お住まいの建物で、2階建て以下の木造、昭和56年5月31日以前に着工し、判定値1.0未満であること★対象外:過去に市の耐震改修費補助・シェルター補助を受けた住宅は対象外です
🛏 耐震シェルター等整備費補助金【上限30万円・65歳以上か障がい者が居住】
補助額:1戸あたり30万円が上限★対象:耐震診断の評点が0.7未満で、65歳以上の方や障がいのある方がお住まいの住宅★注意:これら4つの耐震関係の金額は、一覧ページの本文には一切書かれていません。各制度の概要PDFにのみ載っています。また受付期間はPDFにも記載がありませんので、都市計画課(052-400-2911)にご確認ください
🏚 清須市空家解体促進費補助制度【3分の2・上限20万円】
補助額:解体工事に要する費用の3分の2(上限20万円)対象:市内の1年以上使われていない空家(居住用が2分の1以上)で、木造、不良住宅基準(評点100点以上)、個人所有であること★確認できなかったこと:受付期間と年度がページに明記されていません。最終更新も2024年4月1日のままなので、令和8年度も実施しているかを都市計画課(052-400-2974)に確認してください
🧱 民間ブロック塀等撤去費補助金【上限20万円】
補助額:「撤去経費」と「延長(m)×1万円」のいずれか少ない額の2分の1(千円未満切り捨て)、上限20万円対象:道路等からの高さ1m以上(敷地の地盤面の高さが異なる場合は、道路等から1m以上かつ敷地地盤面から60cm以上)★確認できなかったこと:受付期間と年度が本文に記載されていません窓口:建設部 都市計画課(052-400-2974)
☀️ 令和8年度 住宅用地球温暖化対策設備設置費補助事業【★受付は終了しました】
★受付状況:市の言葉で「令和8年度の受付は、予算に達しましたので終了しました。」参考:単独の補助額:HEMS10,000円/家庭用燃料電池システム50,000円/定置用リチウムイオン蓄電池50,000円/V2H25,000円参考:組み合わせの補助額:太陽光+HEMS+蓄電池上限112,800円/太陽光+HEMS+V2H上限87,800円/太陽光+HEMS+高性能外皮(ZEH)上限112,800円太陽光の単価:1kWあたり13,200円(上限4kW、100円未満切り捨て)★来年度に向けて:令和8年度は予算に達して終了しているので、令和9年度の受付開始をお待ちください。生活環境課(052-400-2958)で告知を確認できます
💧 雨水貯留浸透施設設置に関する補助制度【貯留槽は上限7万円】
雨水貯留槽:購入費と設置経費、または貯留槽100リットルあたり7,000円で計算した額のいずれか少ない額。上限70,000円(100リットル以上のもの)雨水浸透ます:購入費と設置経費で、1基あたり30,000円を上限とし、設置する基数を掛けた額設置できる基数:建築面積100㎡未満は3基以内/100㎡以上150㎡未満は4基以内/150㎡以上は5基以内条件:市税の滞納がないこと★止水板について:このページにも制度概要のPDFにも、止水板・防水板の補助の記載はありません。隣の稲沢市には上限20万円の防水板補助がありますが、清須市では確認できませんでした★確認できなかったこと:受付期間が本文にありません窓口:建設部 都市計画課 計画建築係(052-400-2911)
❄️ 高齢者世帯のエアコン購入費等補助【★上限62,000円・尾張3市で唯一】
補助額:上限62,000円★対象:65歳以上のひとり暮らし、または高齢者のみの世帯で、6月1日現在で世帯全員が市民税非課税であること。市税等の滞納がなく、住宅にエアコンが設置されていない状態で新規に購入する方。過去にこの補助を受けていないこと賃貸の場合:所有者の同意が必要です★受付状況:市の言葉で「予算額に達した時点で、受付は終了となります」★ここが清須市らしい:熱中症対策としてエアコンの購入費を補助する制度は、今回調べた尾張3市で清須市だけでした窓口:健康福祉部 高齢福祉課(052-400-2965)
👶 出産・子育ての支援
🍽 学校給食費の改定及び無償化【★中学校は令和8年度限り】
令和8年4月からの改定:小学校 月額4,900円→5,200円/中学校 月額5,600円→5,900円。この金額は保護者が負担する給食費で、食材料費に充てられます★小学校:市の言葉で「国及び県の給食費負担軽減事業により、児童の給食費を無償とします。」★中学校:市の言葉で「国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、生徒の給食費を無償とします。」ただし令和8年度限りです★ここが大事:中学校の無償化は市自身が「令和8年度限り」と書いています。恒久的な制度として読まないでください。来年度は月5,900円の負担が戻る可能性があります窓口:教育委員会事務局 学校給食センター管理事務所(052-400-7925)
🏥 子ども医療費助成制度【18歳以下・所得制限なし】
対象:18歳以下の子ども(18歳に達した年度の末日まで)助成の内容:市の言葉で「入院、通院にかかる保険診療自己負担分を全額助成」★所得制限:市のページに「【所得制限無し】」と明記されています★近隣との違い:隣の一宮市には所得制限の記載がありません。稲沢市は清須市と同じく明記しています窓口:市民環境部 保険年金課(052-400-2957)
🎒 清須市修学旅行支援補助金【★全児童生徒が対象・キャンセル料も】
補助額:小学校等9,000円(上限)/中学校等16,000円(上限)。実際の負担が上限より少ない場合はその額まで対象:令和8年度に実施される修学旅行。市立に在籍する方のほか、市内にお住まいで私立・特別支援学校等に在籍する児童生徒の養育者も対象です★うれしい点:キャンセル料等も対象経費に含まれます★ここが清須市らしい:就学援助とは別枠で、全児童生徒を対象に修学旅行費を補助する制度は珍しいものです窓口:学校教育課(052-400-2987)
📖 小中学校就学援助制度【★金額まで公開されています】
学用品費(年額):小学生11,630円/中学生22,730円新入学用品費:小学生64,300円/中学生81,000円修学旅行費(限度額):小学生22,690円/中学生55,910円そのほか:通学用品費・校外活動費も対象です申請:随時受付。毎年度の申請が必要です★ここが助かります:就学援助の支給額をページに明記しているのは、今回調べた尾張3市で清須市だけでした(一宮市・稲沢市は本文に金額の記載がありません)窓口:教育委員会事務局 学校教育課(052-400-2987)
🤰 妊婦のための支援給付【5万円+5万円】
1回目:5万円2回目:妊娠している子ども1人あたり5万円開始:令和7年4月から窓口:健康福祉部 こども家庭課(052-400-2966)
🤱 産後ケア事業【訪問は1回500円】
宿泊型:1日から5日目までは2,500円、6日から7日目までは5,000円(7日以内)。部屋代・食事代は別途かかります訪問型:1回500円(おおむね2時間程度)。2回まで対象:市内にお住まいで、出産後1年未満の母子(医療行為を必要としない方)免除:生活保護世帯・市町村民税非課税世帯★他市との違い:清須市には日帰り型がありません。また宿泊型は日数が増えると単価が上がる設計です(稲沢市とは逆の考え方)窓口:こども家庭課(052-400-2966)
🧬 不妊治療費助成【年度上限25万円・先進医療は5万円】
一般不妊治療・生殖補助医療:年度の上限25万円先進医療:1回の治療につき上限5万円(対象経費の10分の7)対象年度:令和8年3月〜令和9年2月の診療分(申請期限は令和9年3月31日)★不育症について:不育症の助成については、このページ本文に記載がありませんでした。隣の稲沢市には1回15万円を3回までの不育症補助があります窓口:こども家庭課(052-400-2966)
💉 高齢者の帯状疱疹予防接種【★定期接種のみ】
自己負担:生ワクチン2,500円(1回)/不活化ワクチン(シングリックス)6,500円(1回につき・全2回)対象:令和8年度に65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方、および満60〜64歳でHIVによる免疫機能障害(身体障害者手帳1級相当)のある方実施期間:令和8年4月1日〜令和9年3月31日。生活保護世帯は免除★任意接種について:50歳以上で定期接種の対象外の方への助成は、市の予防接種のページ一覧に見当たりませんでした。隣の一宮市・稲沢市にはいずれも5,000円の任意接種助成がありますので、同じつもりで探すと空振りします窓口:健康福祉部 健康推進課(052-400-2971)
🩺 国民健康保険の人間ドック補助【上限1万5千円】
補助額:上限1万5千円。年度内に1人1回まで対象:30歳以上の市国保被保険者で、市税の滞納がなく、同じ年度内に市国保の特定健診を受けていない方(令和8年度から重複受診を避けるための条件です)★対象外:脳ドック・心臓ドックなど特定の部位だけの専門ドックは対象外です。特定健診の項目をすべて含む人間ドックであることが条件になります申請期限:4月6日〜翌年2月末日窓口:市民環境部 保険年金課(052-400-2957)
💍 結婚・移住・定住の支援
🚚 移住支援金(首都圏人材確保支援事業補助金)【単身60万円・世帯100万円】
支援金額:単身60万円/世帯100万円(18歳未満の世帯員を帯同する場合は1人につき100万円加算)要件:東京圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)から清須市へ移住し、転入後1年以内に申請すること。5年以上続けて清須市に住む意思があること★注意:市の言葉で「予算の範囲内で交付。要件を満たしても予算により交付されない場合がある」★ページの場所に注意:この制度のページは「事業者向け情報>仕事・産業」の下に置かれていて、個人向けの独立したページがありません。市のサイトで探すときは「首都圏人材確保支援事業補助金」で探してください
🚗 高齢者運転免許証自主返納推進事業【★現金ではありません】
★支援の内容:清須市コミュニティバスの無料乗車券(発行日から1年間有効)。現金の給付ではありません対象:申請の時点で65歳以上の方★申請期限:自主返納した日から1か月以内。近隣より短いので気をつけてください(一宮市は60日以内、豊川市は1年以内)窓口:危機管理部 危機管理課(052-400-2949)
🔎 清須市で確認できなかったこと
結婚新生活支援事業を、清須市は実施していません。愛知県の一覧で結婚新生活支援事業にあたる区分に載っているのは名古屋市・碧南市・豊田市・安城市・蒲郡市・小牧市・大府市・田原市・豊山町・東浦町・武豊町で、清須市は「それ以外の事業」の欄にのみ掲載されています。
★隣の市にあって清須市にないものが3つあります。高齢者の補聴器購入費助成(高齢者福祉18件・障害者福祉21件のページ一覧を全件確認しましたが該当なし。一宮市3万円・稲沢市3.7万円)、止水板・防水板の設置補助(稲沢市は上限20万円)、50歳以上の帯状疱疹の任意接種助成(一宮市・稲沢市はいずれも5,000円)。「近いから同じだろう」で探すと空振りします。
このほか感震ブレーカー・家具転倒防止器具の補助、高齢者・障害者の住宅改造費助成、市独自の奨学金、不育症の検査・治療費助成、空き家の改修・活用(解体以外)への補助も確認できませんでした。
★清須市はページの移転が多く、検索に出てくる旧URLの多くが開けません。このページに載せているリンクは、すべて実際に開けることを確認したものだけです。ただし市が「実施していません」と明記したページはないため断定はしません。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
🏠 家を建てる・買う・直す人
・耐震改修は通常115万円、障害のある方がいる世帯は145万円。尾張3市で加算があるのは清須市だけです・耐震関係の金額は一覧ページの本文になく、各制度の概要PDFにあります。受付期間はPDFにも書かれていないので、都市計画課に確認してください・省エネ設備の補助は令和8年度の受付が終了しています。来年度をお待ちください・止水板の補助はありません。雨水をためる補助(貯留槽上限7万円)はあります
👶 子育て世帯
・給食費は小中とも無償。ただし中学校は「令和8年度限り」と市が書いています・修学旅行費を全児童生徒に補助(小9,000円・中16,000円)。キャンセル料も対象で、市立以外に通うお子さんも使えます・就学援助は支給額が公開されています(新入学用品費は小64,300円・中81,000円)・子ども医療費は18歳以下・所得制限なしと明記されています
👵 高齢のご家族がいる方
・65歳以上の非課税世帯なら、エアコンの購入費を上限62,000円まで補助。尾張3市で清須市だけの制度です・補聴器の助成はありません。一宮市・稲沢市にはあるので混同しないでください・帯状疱疹は定期接種のみ。50歳以上の任意接種助成はありません・免許を返納したらコミュニティバスの無料乗車券(1年間)。ただし申請は返納から1か月以内と短めです
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|清須市の補助金は「使えるものを知る」ことから
清須市でいちばん特徴的なのは、耐震改修の補助に「障害のある方がいる世帯は145万円」という加算があることです。通常は115万円ですが、身体障害者手帳1級・2級または療育手帳の判定区分Aの方がいる世帯は30万円上乗せされます。耐震シェルターも「65歳以上または障がいのある方がお住まいの住宅」と対象を絞っていて、誰に手厚くするかがはっきりした設計です。
教育費まわりの情報公開も、尾張3市でいちばん具体的でした。就学援助の支給額をページに明記しているのは清須市だけで、さらに修学旅行の費用を就学援助とは別枠で全児童生徒に補助しています(小学校9,000円・中学校16,000円)。キャンセル料も対象で、市立以外に通うお子さんも使えるのは珍しい設計です。
★給食費については、期間を必ず確認してください。令和8年度は小学校も中学校も無償ですが、中学校は市自身が「令和8年度限り」と書いています。小学校は国と県の給食費負担軽減事業、中学校は物価高騰対応の臨時交付金が財源です。恒久的な制度として読むと、来年度に月5,900円の負担が戻ったときに驚くことになります。
65歳以上の非課税世帯へのエアコン購入費補助(上限62,000円)も、尾張3市で清須市だけの制度でした。熱中症対策としての給付です。
★一方で隣の市にあって清須市にないものが3つあります。高齢者の補聴器助成(一宮市3万円・稲沢市3.7万円)、止水板の設置補助(稲沢市は上限20万円)、50歳以上の帯状疱疹の任意接種助成(一宮市・稲沢市はいずれも5,000円)。高齢者福祉18件・障害者福祉21件のページを全部確認しても補聴器の制度は見当たりませんでした。「隣の市にあるから」で探すと、確実に時間を使ってしまいます。
金額・条件・受付期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使っていただき、申請するときは必ず清須市の公式ページと担当課で最新の内容を確認してください。